野良猫みたいに生きている(プロ

交通違反の罰金が払えず刑務所で労役90日→労役終了後3ヶ月間自立支援ホームで生活→その後色々の備忘録

【労役】初めて労役の仕事をする。

M刑務所内の労役場で行う労役作業とは共同房(牢屋)での内職作業だった。

 

 

12畳(トイレ、流し台込みで)の舎房(牢屋)で4人が小机(ちゃぶ台)の前で薄っぺらい座布団の上に正座、安座で内職を時間中ただひたすら行う。

 

片立膝は勿論 乱れた姿勢での作業はNGだ。

 

房の先輩は(たぶん20代の)サルタ(仮名)、

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(白髪の老人)カメイ(仮名)

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の2名で 刑務官から作業の指導を命じられたのはサルタだ。

 

サルタは「交談札」と書かれた手のひらサイズの細長い木の札

(黄色くペンキが塗ってあり公談札の文字は黒)

を持ちながら話しだす。

 

「仕事中の会話はコレ持たないとダメなんすよ」

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「ココに見本があるので コレ見ながら作って下さい」

「材料(紙)には表裏あるので注意して下さい」

 

「ノルマは無いです。ゆっくりで良いので不良品を作らないようにして下さい」」

「質問ある時は交談願います…で札持って話して下さい。」

 

「トイレに行くときは入口左上にある(報知機の)ボタン押して(廊下に表示札を)カッタンしてから行って下さい」

 

「後から先生(刑務官)が「2室報知機!」と聞かれるので「(トイレ)終わりました!と言って下さい」

 

 

ため息ついて部屋=共同房(牢屋)を見回す。

 

部屋に時計は無い。

 

入口の鉄扉にはドアノブは無い。

(内側から開ける事を想定してない造り)

 

1月から6月まで表記されたカレンダーが貼ってある。

 

「3番席99番!よそ見すんな!手元集中しろ!」

 

すかさず若い刑務官に厳しい口調で注意される。

超ムカつく…

 

千代紙的な紙を3枚糊付けしてシールを貼る。

1枚作っただけで もう背中とお尻が痛い。

じっとしてられない。

製品もキレイに作れない。

 

時計が無いから時間経過の感覚もない

さっき房に入れられたばかりなのに もう数十分過ぎた気分だ。

でも小机の上の俺が作った「製品」はまだ3.4個だけだ。

 

どの位 時間が過ぎたのか分からないが、

廊下の端から

「ギョ〜〜メ〜〜!キュ〜〜ケ〜〜」

(※訳 作業やめー!休憩ー!)

の大声が響く。

 

「休憩ッスね。休憩中は普通に喋って大丈夫ッスよ」

前席に座っていたサルタが笑顔でふりかえった。

 

 

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