共同房の清掃は当然ながら我々受刑者で行う。
その他、毎日の廊下清掃、
週イチ(うろ覚え)のワックスかけ、
受刑者達の敷布団干し(月イチ→うろ覚え)
等は 模範囚の「1番兄貴」が一人で行っている。
(※模範囚の「1番兄貴」はとにかく忙しい)
(1番兄貴=我々2室の労役が勝手につけたニックネーム)がする。
そして、刑務所設備の維持管理も受刑者で行っていた。
鉄格子ボルトの「増し締め」作業、
(6月に行われた)
経年劣化した畳の交換、
(8月にやった。隣の部屋での作業の為 直接は見てない。)
空室になった共同房の壁の塗り替え、
(8月、コレも音だけで直接は見てない。)
これらの作業は懲役の専門の人達がやっていた。
もちろん刑務官の監視の下で作業。
電動工具は等は作業現場である共同房から出る時に刑務官がひとりひとり確認しながら回収していた。
「道具」を持たせてもらうので 1.000人いる受刑者の中から選抜された模範囚である事は間違いない。
動きもキビキビしていて職人だった。
※余談 隣の部屋(労役の1室)で畳を交換した時 畳の下から爪楊枝や労役作業で使っていた材料の和紙等が出て来て (出所した人が作業の合間に隠していた)
担当先生が激怒していたらしい
(後日1室の人間から聞いた)
刑務所暮らしはまだまだ続く