先日、3月11日は忘れもしない東日本大震災のあった日でした。
2011年3月11日震災直後のM刑務所の様子はどうだったのか興味を持ったので検索してみました。
①
以下抜粋
※そもそも、刑務所はかなりの強度設計で作られているため多少の災害ではビクともしません。
※一時的に停電、断水等も発生したよううですが、自署の発電機により最低限の生活確保はできているとのことだそうです。食料も、数週間分の備蓄は備えてあります。
※不思議なことで、こうした非常事態のときは以外に収容者と刑務所職員とが協力しあって危難を乗り越えるため比較的職員の指示に協力的な懲役が多く出ることが確認されています
②
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※所内にはコメや市販の食料品など大量の備蓄がありますので、通常時と変わりなく、栄養バランスが偏らないように気を遣ったメニューを提供しています。毎日きっちり3食出しています
※刑務官は受刑者用の備蓄食品を食べるわけにはいきません。物資不足ですので、食事もろくにとれないまま、余震の警戒のために、震災当日からほとんど休みなしで働いている状態
※毎日ではありませんが、受刑者は衛生面を考えてきちんと風呂にも入っています。一方、刑務官の中には、自宅の断水で髭を剃ることもできず、伸ばし放題で勤務についている者がおります……
③
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※宮城刑務所は建物に亀裂が入り、一部の部屋では受刑者を収容できない状態のようです。
※自家発電と備蓄していた食糧・水などで何とかしのいでいるようですが、ライフラインにだいぶ被害があることが予想され、これ以上物流が滞ると今後の生活が厳しい状況にあるようです。
※震災後に宮城刑務所に面会に行かれた方の報告によると、現在、面会は中止、手紙のやり取りもだいぶ滞っているとのこと
④
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※東日本大震災の時は、宮城刑務所の知り合いが「カン(官、施設側のこと)が勝手に食料を近所に配ってしもうて、10日くらいカンパンと水だけやった。その時だけで5キロは痩せたわ」とぼやいてました
※東日本大震災の発生時間は午後3時前ですから、みんな工場や浴室にいて、大騒ぎやったそうです
①②と③④では若干ニュアンスが異なる。
①②は刑務所側の、③④は受刑者寄りの記事だろう。
水と乾パンだけでも栄養価は足りてるのかな?
でも一応3食キッチリと出たのだろう。
自分が2017年に労役で収監されている時は賞味期限近い「えいようかん(羊羹)」が
食事の時に出たけど アレは震災以降に考えられて導入された備蓄食料メニューなのでしょう。