日銭とは・・・毎日収入として手元に入る銭。
勤めていた会社が傾いて収入が激減したとき、
会社のトラックを使って日銭を稼いでいました。
現場作業のついでに客先に声かけをして
●古紙(オフィス古紙など)
●鉄屑(ブリキ板、端材など)
●廃品(中古品)
(ネカフェの改装の時に廃品として出るPCやゲーム機など)
を出してもらい「各問屋さん」に納めて(売却して)
日銭を得ていました。
ある程度の会社になると
専門のリサイクル業者さんが出入りしているのですが、
俺の行く会社は小規模な所ばかりでしたので
幸い「モノの取り合い」的なトラブルはありませんでした。
時期にもよりますが
数量(重量)がある時は問屋さんに直行し、
数量が少ない時は自社倉庫内(の端)に
一旦品目別にブルーシートをかけて
ストックしておき(重量が)溜まると
まとめて納めて現金を受け取っていました。
当時、鉄屑が¥16/kg 、
古段ボールが¥11/kg位でした。
(変動相場)
鉄屑500kg収を納めると¥9.000弱、
古紙も¥7.000ほどになり(税込)
有難い収入でした。
(※後日詳しくブログに書く予定)
時は流れて…
2019年12月、
古紙の値段は¥0〜6/kg前後、
鉄くずは1番等級の低い鉄屑(ブリキ板など)の値段
¥10/kg前後と聞きます。
廃品(中古再生品)の現在の相場は分からず…
古紙や鉄屑など有価物の買い取り価格は
景気や為替の影響を受けやすいのですが
この価格だと(個人でやっている)
専業の方々は厳しいかも知れません。
(※トラックの燃料ー軽油代も高いし)
収入を上げるためにするべき事は
●集める数量(重量)を増やすか、
●より単価の高い等級を扱うか、
(ブリキ缶より鉄パイプを集めるなど)
● 別の「モノ」を集める。
(非鉄金属など)
●行政の許認可を得て産廃として収集・運搬する
(排出先に処分費用を請求する)
…などでしょうか?
景気次第で相場が上がる事もあるでしょうが、
今の時期は色々厳しい模様です。
一時期、2tトラックを中古で購入して専業になることも考えたんですけどね・・・