野良猫みたいに生きている(プロ

交通違反の罰金が払えず刑務所で労役90日→労役終了後3ヶ月間自立支援ホームで生活→その後色々の備忘録

長雨が続く今週は「労役時代」を思い出す。

午前3時、雨音で目が覚めました。

 

布団の中から推測するまでもなく豪雨…

 

くっ、今日も雨かよ・・・

出勤やら、外仕事の事を思うと

朝から憂鬱になります。

 

それにしても雨の日が続いています。

かれこれ1週間近くでしょうか。

 

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2017年の初夏も長雨が続く冷夏だったと記憶しています。

 

当時、M刑務所の舎房(牢屋)に収監されて労役作業をしていました。

 ※2017年5月末から8月末までの90日間

 

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 ※↑M刑務所

 

刑務所の建物は上手いこと出来ていて

長く伸びた「ひさし(?)」のお陰で

窓を開けっぱなしにしていても雨粒は入ってきません。

 

※トイレが強烈に臭いので窓は24h開けたままにしていました。

 

※全ての窓には当然「鉄格子」が付いています。

網戸は枠に固定されていて動かせません。

網は破られない様にステンレス製になっています。

 

労役の期間中は舎房からから出られません。

 

 激しい豪雨の雨音と雷鳴が聞こえても

モロ昭和の雰囲気の建物、

シャバ(外界)と一切隔離された世界、

 

 舎房(牢屋)の中で労役囚としての日課をこなすだけの毎日です。

 

※毎日15分or10分の入浴、

30分の外運動

(雨天時は舎房内)の時だけ部屋から出られます。

 

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 ※労役作業中に使う「公談札」

 

(コレを持って「公談願います」と申し出ないと会話は許されません)

 

 

もはや気分は世捨て人なので

雨の日の憂鬱も

豪雨による各方面へ影響も

何もかも全て他人事です。

 

 

ただ、発達障害の弟が

豪雨と激しい雷音を怖がっていないか…

期間中それだけ心配でした。

 

※2歳下の弟は精神年齢が1歳半位で止まっているので

大きな物音

(雷、動物の鳴き声、クラクション等)をとても怖がります。

 

 

 

あれから3年が経過して

今週の長雨で久々に労役時代のことを思い出しました。

 

今は家族の安否も電話で確認できます。

そして、

雨の通勤、外仕事の憂鬱も

「シャバに居られるから」こそです。

 

天候優れなくて気分も沈みがちですが

なにはともあれ「自由の身」です。

 

今週もあと少しです。

頑張りましょう。