野良猫みたいに生きている(プロ

交通違反の罰金が払えず刑務所で労役90日→労役終了後3ヶ月間自立支援ホームで生活→その後色々の備忘録

「真空パックと湯煎」で刑務所の食事を思い出す。

恥ずかしながら自宅に電子レンジが無いため

滅多にしない調理は主にガスレンジで行っている。

 

(※アパートの台所が激狭で電子レンジを置くスペースが無い為)

 

夕飯のファミマ筑前煮を湯煎していたら

去年M刑務所に労役で90日間収監されていた頃の食事を思い出した。

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人間界から遮断されたワンダーランド→刑務所生活で唯一の楽しみは食事だった。

 

労役も懲役と同じ生活なので食事も当然「ムショ飯」になる。

1日3食の摂取カロリーは1400kcal前後(うろ覚え)。

 

朝飯 は白米(米7:麦3)味噌汁、漬物、週2回ほど「きな粉」

の軽い食事(正直 美味くはない)

 

昼飯、夕飯は「おかず」が出る。

カレーの日もあった。

マーボー豆腐の日もあった。

 

そして週に1.2回

肉、焼き魚、丼モノ(具が真空パックで湯煎されたもの)が出た。

味付けは薄いが美味かった。

 

真空パックで出すのは 

衛生管理上、調理作業上の理由なのだろう。

あらかじめ真空パックされたモノを業者から入札で購入しているのだろう。

 

刑務所の食事については色々な意見があるだろうが

 

自分がいたM刑務所の飯はとても美味かった。

 

「カラ下げ」の時、食器と残飯、ゴミを回収して回る模範囚の

「1番兄貴(労役2室で勝手につけたあだ名)」の作業が捗るように

4人分の真空パックをすばやく綺麗に1つにまとめて配膳台に置いた。

 

残飯を綺麗に1つの食器にまとめたり

真空パックのビニールも見た目に拘って綺麗に丸めたり

美意識への変な拘りが生まれた場所だった。

 

もう刑務所生活の記憶も薄れてきたけど

「湯煎」された食事を食べると味は全然違うものの

労役で過ごした90日の刑務所生活を思い出す。

 

ムショメシ

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