野良猫みたいに生きている(プロ

交通違反の罰金が払えず刑務所で労役90日→労役終了後3ヶ月間自立支援ホームで生活→その後色々の備忘録

更生緊急保護

矯正施設(刑務所)を出た人で行き場の無い人は一定期間保護される・・保護された話

更生保護施設

ネコタは2017年労役が終了して出所後まもなく 自宅が強制執行になり3ヶ月間 「厚生緊急保護」の制度でNPO法人の運営する生活困窮者用の自立支援ホームのお世話になりました。 (長い) 本来、刑務所から出所して 「行き場のない人間」は 専門の「更生保護施設…

麦茶ポッドを見て更生緊急保護時代を思い出す-話

水曜の早朝、母と弟が暮らす実家アパート用の食材を買いに24時間営業のスーパーに行った際、店頭に麦茶用のポットが大量に展示してあった。 夏の風物詩「水出し麦茶」と「冷蔵庫で保管用ポット」の組み合わせなんだけど、 一目見た瞬間にとても懐かしく感じ…

「社会に土台を作る」事の大切さ

headlines.yahoo.co.jp TLに流れてきたニュースを読みました。 本文にあった 本格的な社会復帰の前に「社会に土台をつくることが必要」 確かにその通りだと思いました。 ↓ 記事から抜粋 自分が労役の後、厚生緊急保護で自立支援ホームのお世話になった時も …

【労役も含む】出所した後どこにも行き場がない時。

「労役」期間が終わり、出所後どうするのか・・・ 帰る場所がある人は問題なし。 頼れる人がいる場合も問題なし。 でも、 帰る場所が無い人、 誰にも頼れない事情がある人はどうするべきなのか・・・ とりあえず ①厚生緊急保護を申請です。 http://www.moj.g…

1周年(出所してから)

つい先日 8月29日は 労役が終了した日(出所日)です。 アレから1年。 完全に異世界ワンダーランドだったM刑務所。 (↓異世界ワンダーランドの住人達) この瞬間もセンター棟 1室、2室で労役達が小机に向かって正座(安座)で千代紙を折りスティック糊で貼りつける…

俺の巣立ちと (小)事件(少し追記)

2017年12月1日(金曜) 遂に「施設A」から巣立つ時が来た。 前日の水曜日に乙さんがお祝いで 肉まんと缶ビールを1本買ってくれた。 (施設内は禁酒) 丁さんからは何故か?表面が傷だらけのレッドブルを1缶頂いた。 それぞれ事情が事情な連中だけにとても嬉しか…

仕事見つかる…

2017年11月中旬 相変わらず更生緊急保護で施設暮らしをしていた。 嬉しい事に仕事と住む家は既に決まっていて、 12月1日(金)に引越し、4日(月)から職場に通う予定になっていた。 ●知人を通じて県北にある某工場を紹介していただき、 更に社長を通じて大家さ…

【生活困窮者】【自立支援ホーム】【厚生緊急保護】施設利用者たち

2017年11月中旬 相変わらず更生緊急保護で施設暮らしをしている。 施設の住民(利用者)は ●俺(ネコタ) ●乙(おつ)さん ●丁(ちょう)さん ●己(き)さん (以上 仮名) そして施設を管理しているNPO法人の職員さん (宿直)だ。 4人とも訳あってホームレスになった身…

2名出て1名入る

2017年も11月に入り更生緊急保護で暮らす「施設A」にちょっとした変化があった。 施設生活の先輩「甲(こう)さん」。 県北にある介護施設で働くことになり11月2日に「施設A」から巣立っていった。 そして11月4日、小柄で寡黙な男「丙(へい)さん」。 家族と連…

2017年10月 急に入居者が増えた

2017年10月 施設「A」に3人目の利用者「乙」さんが入居してきた。 クセがない人で共同生活に問題は無かった。 (独り言ブツブツいう癖はあったが許容範囲) 立ち入った話はしなかったが 1週間程行動を共にして世間話をしているうちに ●家賃未払いで家賃保証会…

更生緊急保護 1ヶ月経過と施設Aに新人が入居

2017年10月 更生緊急保護でNPO法人の管理する施設「A」で生活している。 施設での生活も慣れ、強制執行で家を追い出された後 世帯分離した母も 木造の安アパートに引っ越す事が出来て 生保の申請も通り とりあえず 生きて行くのに十分な生活を送っている。 ※…

路上系

2017年10月 緊急更生保護を受けて施設で暮らしている。 自分自身が(強制執行で)ホームレスとなって NPO法人「O」の施設で生活しているうちに 今まで目を逸らしていたホームレスの様子が 一部ではあるけれど分かってきた。 自分もそうだったが いわゆる住む家…

強制執行された荷物の一部を取りに行く

2017年9月末、更生緊急保護で施設暮らしをしながら 役所と不動産屋を何度も往復して ようやく母の住むアパートの契約+生保申請に漕ぎ着けた。 和式トイレ、畳6畳+4畳の正直ボロい安アパートだけど今は仕方がない。 S市の生保住宅扶助の上限は¥37.000この予…

地域清掃ボランティアに参加する

2017年9月5日から更生緊急保護で「衣・食・住」の支援を受けながら 社会復帰するべく就職活動をしている。 厚生省から委託されているNPO法人「O」の施設「A荘」 でもう1人先輩の利用者「甲さん」と共同生活している。 体格が良い角刈りの男で年齢は45歳前後…

更生緊急保護の生活が始まる

2017年9月5日 強制執行で家を失った俺は更生緊急保護を受け、 S市中心部から少し離れた施設で生活することになった。 6万弱の現金 スマホ、 リュック、3,4日分の下着、 ノートPC、筆記用具、 財布、銀行のカード、通帳、印鑑、免許、 黒のスキニージーンズ、…

更生緊急保護を受け 当面の寝ぐらが決まる。

2017年9月5日 90日の労役が終了してホッとしたのも束の間 出所1週間後に自宅が強制執行になり 母、弟、オレの3人はホームレスになった。 区役所と一般社団法人「P」のおかげで とりあえず 母は当面 市内のシェルターに、 弟は隣町の知的障害者施設に(ショー…

相談、世帯分離、そして更生緊急保護

役所の職員さんからもらったコピーを頼りに S市中心部、S市役所から徒歩2.3分の場所にあるマンション正面の階段を上がり入口2階左にある 一般社団法人「P」 http://www.personal-support.org/ を訪ねた。すがる気持ちだった。 職員さんに今回の顛末、現状を…