野良猫みたいに生きている(プロ

交通違反の罰金が払えず刑務所で労役90日→労役終了後3ヶ月間自立支援ホームで生活→その後色々の備忘録

「ある町の工場」で気がついた事

俺の働く「柄波精機(仮称、以下ガラパ)」

の中心は地元や周辺の町村から通う

40代後半から60前の女工さん達だ。

 

みんな真面目な方達だが

どうしても家庭が最優先で有給の消化が多い。

 

 

⚫︎自身の体調不良に加えて

●子供(孫の)授業参観、学芸会、

●子供の(孫の)体調不良、

●家業(農家)の…(結構多い

⚫︎親戚、地元集落のの冠婚葬祭の手伝い…

 

残業が一切ないのも家庭を最優先する地域性だろう。

 

※尚トラブル等で生産が遅れた時は 

班長が残業で対応するらしい。

 

※とにかくちょいちょい休むので 男性工員は

ある程度「多能工」になることを求められる。

 

⚫︎最古参のやたら主張の強い女工さんはいつの間にか

班長もその上長も強く意見できない「お局」になっていく。

 

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↑最古参

「お局」の機嫌を損ねると

悪意のある噂を広められたり、

ネチネチと嫌味を言われたり、

村八分」的な扱いになり、

最終的に自分から退社する様に仕向けられる。

 

このよくない習慣を真似ている男性社員(古参)もいるから困ったもんだ。

 

結果 社員(特に若い男女)の離職率が高くなる。

 

離職するのは まだ「動ける人」なのでいい。

 

動けない人」はお局の攻撃を我慢したまま工場に残るので

(この地域は求人が非常に少ないので辞めれない?)

結果人間関係の不満を抱えたまま

自分の意見を一切言わなくなる。

・・・工場内の雰囲気は暗い。

 

休憩中も新人の俺に特に話しかけてくれるのは若ギバさんともう一人だけ。

みんな黙ってスマホを見ている。

 勤めだして2週間程だが

この暗さと重い雰囲気はちょっと耐え難かった。

 

続く

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