野良猫みたいに生きている(PRO

交通違反の罰金が払えず労役90日→労役終了後3ヶ月間ホームレス生活→その後色々の備忘録

労役 2室サルタ先輩 釈放される

5月末に交通違反の罰金が払えずM刑務所に収監されて約1週間が経過した…。

 

我々に刑務所での生活を1から教えてくれたサルタ先輩は前日で140日の労役を終え本日出所する。

 

朝食の時に「あれ?朝飯食わないの?」とイワシダが聞く。

 

サルタは笑顔で

「俺、出所日の朝飯は食わないってずっと前から決めていたんですよ…朝飯は(刑務所の正門前にある)ローソンでコーヒーとタマゴサンド食べますよw」と答えた。

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なるほど…確かに。グッドアイデアだ。

(俺も出所する時はマネしよう)

 

コンビニの朝飯なんて たかが知れている。

…でも世間から隔離された我々労役囚にとって 味は格別に違いない。

ましてサルタは140日刑務所にいたのだから味は格別だろう…。

 

釈放される日 作業はもう無い。

 

 

朝の点呼、材料入れは通常通り行い 後は部屋の奥で窓側を向いて正座で静かに待機して「お迎え」が来るのを待つ。

(事前に 寝具の白物は外し、舎房着、食器等の荷物はまとめて置く)

 

間も無く いつもと違う刑務官が「サルタ…行くぞ❗️」と呼びに来た。

 

「行くぞ❗️」…か。

羨ましい。

 

寝具、荷物を自分で部屋から出す。

 

1番兄貴(掃夫の模範囚)がそれらを台車に乗せる。

 

「お世話になりました」サルタは小さく挨拶して部屋を出る…「11番出ます」それがサルタの声を聞いた最後だった。

 

 

サルタが抜けた直後 担当先生から席を詰めるよう指示があり

 

1番席 カメイ

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2番席ネコタ(俺)

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3番席イワシダ  になった。

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12畳の共同房 一人分のスペースがポッカリ空いた。

 

「部屋 広くなりましたね」休憩時間にイワシダが呟く。

 

本当だ 1人いなくなっただけで こんなに広くなるんだ。

 

なんだか 取り残された感じになって 少しだけ寂しくなった。

 

俺も早くココから出たい…。