野良猫みたいに生きている(PRO

交通違反の罰金が払えず労役90日→労役終了後3ヶ月間ホームレス生活→その後色々の備忘録

労役は家族.親戚が検察に罰金を払えば即釈放(2)※追記あり

面会で労役作業から抜けたイワシダは10時から始まる室内運動の途中に戻ってきた。

 

運動が終わって休憩時間を告げる刑務官の号令がまだ廊下に響いている中 興奮気味に話しはじめる。

 

俺!今日で釈放っす!

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「叔母さんが残り日数分の罰金を今から検察に行って支払ってくれるんですよ!」

 

「ちなみにウチの叔母さん双子なんですよ」

 

「あと、今日ここで誰か死にましたね。

シーツかけられたストレッチャーが面会部屋の近くの廊下にあって 家族らしい人が来てましたよ。

ジロジロみんな!って先生に言われたけど やっぱり見ちゃいますよね…」

 

「短い間でしたがお世話になりました!

FBで探すんで連絡しましょう!」

と一気に話した。そして、

 

「これ、使って下さい」と貰ったばかりのチリ紙を2分割して

俺とカメイに巡回中の刑務官の目を盗んで差し出した。

 

釈放!出所!羨ましい!

 

休憩が終わり、作業が再開、

昼のお茶配当、食事→カラ下げ。

 

そして午後の作業が12時半から始まってすぐ

廊下で「担当先生」の無線連絡が聞こえ、足音。そして舎房の鉄扉が開く。

見慣れない刑務官も一緒だ。

 

イワシダっ。確認取れたんだけど 出たいか?」

 

「はい!出たいです!」イワシダが大声で答える。

 

「そうか」担当先生は感情もなく鉄扉を閉め、

数分後 台車を押した掃夫(懲役の模範囚)の

「1番兄貴」

(我々が勝手につけた名前)」を連れて来た。

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「白物(シーツ、襟布、枕カバー)外して布団出せ。食器も。官本先に出せな。…よし袋(官服、タオル、歯ブラシ、コップが入っている)持って出ろ。)

 

イワシダはハイ!ハイ!言いながらバタバタと

用意し、「88番出ます!」と慌ただしく出て行った。

 

カメイが「アイツ、お世話になりました。も言わずに出て行ったな…」「俺FBとかやってないし」と苦笑いしながら小声で呟いた。

 

2室は俺とカメイの2人になり、部屋はますます広くなった。

※追記↓ (土日祝と年末12/29~1/3までは

検察庁(の会計)が休みなので現金を持参しても釈放されない(はずです)

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