早朝、実家に向かって車を走らせていました。
途中 某コンビニに寄りトイレをお借りして、
ドリップコーヒーを買って外で飲もうとしたら
何と無く景色に違和感…
あぁ!
コンビニ隣にある
桜の大樹が伐採されていました。
道路拡張のために伐採が決定している事は知っていましたが…
突然です
いつの間に…
樹齢70年の大桜でした。
地元新聞社のweb記事によると
倒木の危険性があり
違う場所に移植する事は出来ない
…との事でしたが
切口は瑞々しかったです。
当たり前だけど切られる直前まで生きていたんだな…
この桜は大好きでした。
10年ほど前のネコタは
仕事の激減で金が無く、
(今も無いけど)
借金もあり、
東日本大震災で流されてから自分の車も無く、
当時、統失が絶好調で
宇宙からの電波を📡ビンビンに受信して
被害妄想や幻聴、幻臭、
やたら大騒ぎする母と
母の異変に反応して昼、深夜、関係無く大声でパニックを起こす発達+自閉症の弟と一緒に居るのが辛く、
家に居場所が無くて、
自転車で街を徘徊ばかりしていました。
「イングレス」で知ったのが
この見事な桜でした。
当時ネコタの精神が弱っていた為か、
年老いてきて
自然の美しさに敏感になりつつあった為なのか
分かりませんが
とにかく、
この素晴らしい桜に心奪われました。
その後、毎年桜の季節になると
この場所に写真を撮りに訪れていました。
※2013年4月
早朝にもかかわらず
散歩の足を止めて
切り倒された桜の樹と
役所からの短い通知文を読む人が何人もいました。
カメラを構えていると何だか「遺影」を撮ってる気がしました。
数年後にこの場所は渋滞緩和の為に
拡張された道路の一部になるそうです。
※追記
※2023年9月末
桜の木の残った部分は既に撤去され
秋に差し掛かった9月末には
道路の基礎部分を作るための重機が置かれていました。