2018年も残り1ヶ月と少しになった。
そう言えばこの部屋に越してきて7ヶ月が過ぎるけど 壁にカレンダーを貼っていないな…と思った。
不思議なもので 労役中は1日30回も40回もカレンダーを見ていたのに
今まで部屋に貼るカレンダーの存在を忘れていた。
そして この24年ほど壁に貼る印刷物のカレンダーを自費で買っていない事に気がついた。
一昨年(2016年)まで俺はカレンダーとタオル(手ぬぐい)は
年末年始に貰えるものだと勝手に思い込んでいた。
地方都市の工業/流通団地で働いていたので
出入りの各トラック会社、建機メーカー、
取引先の営業マン、担当さん達が それぞれ我が社に
年末は社名が印刷されたカレンダーを、
年始には やはり社名が入ったタオルを数枚、数本、持参して来ていたので
カレンダーとタオルは社員達で分配しても余るくらいにあったのだ。
カレンダーは事務所やトイレ、休憩所、作業所に貼って、
取引の大きい会社のカレンダーは社長の指示で応接の横と
事務所の入口カウンター台の下に貼った。
あまり付き合いのない業者のカレンダーは社員達に配った。
われわれ労働者にとって
タオルは首に巻いてマフラーにしたり、
ちょっとしたすり傷、怪我の時に簡易的な包帯、
夏は汗止めで頭に巻いたりと
多目的に使える便利アイテムなので何枚でも有り難く頂戴した。
会社が傾いてから 年末年始に「ご挨拶」に来る業者も減り、
ついに休業=解散になって もらえるカレンダーはゼロになった。
去年から今年にかけて
労役に更生緊急保護、母の一人暮らしに
弟のショートステイ、自身の就職とバタバタして意識しなかったが
最近「そういえばカレンダー無いな」と気になり始めた。
これも気持ちに余裕ができたからだろうか?
お金出してカレンダー買わなければいけないな…と思ったら(思い出したら)
何故だか急に可笑しくなってきた。
2019年のカレンダーはどんなものを買おうか?