仕事で「地元」を回る事になりました。
ネコタの「地元」とは
市の東部に位置し
6歳から18歳まで住んでいた場所です。
起伏した地形、
坂道多く、道幅非常に狭く、曲がり角は鋭角。
アスファルトは補修の跡だらけ、
マンホールの周囲は微妙に盛り上がっていて
デコボコ。
※4tでは走行不可なので2tトラックで通行。
道の凸凹で車両が大きく横揺れする箇所有り。
…そんな場所です。
当時は子供だったので気にしてませんでしたが
住民層は圧倒的に低所得者が多く、
キッズ達もある程度の年齢になると荒れてきます。
市の中心部には割と近いのですが
このへんぴな地形のせいで
開発は進んでいません。
古い住宅、集合住宅は
昔から居る低所得層の他、
最近はアジアの技能実習生達が多く住む様になりました。
因みにネコタの友人で町に残っている人は
もう誰も居ません。
地域清掃等で町を維持管理している老人達、
あと10年もしたら殆ど居なくなると思います。
この場所は やがて緩やかに限界集落化していくでしょうか?
外人達が増えてアジアン集落になるのでしょうか?
それとも土地開発業者によって
小洒落た町にうまれかわるのでしょうか?
そう考えながらネコタは今日も「地元」のクソ狭い坂道を仕事で回ります。