2017年11月中旬 相変わらず更生緊急保護で施設暮らしをしていた。
嬉しい事に仕事と住む家は既に決まっていて、
12月1日(金)に引越し、4日(月)から職場に通う予定になっていた。
●知人を通じて県北にある某工場を紹介していただき、
更に社長を通じて大家さんも紹介して頂き、
職場から15分の場所にある
古い空き家を紹介してもらっていたのだ。
ライフライン開通は11月の末に申し込む予定。
(敷金礼金無し 家賃は月2万)
※追記
その「県北の町」で働いた備忘録
●年金手帳は既に再発行して手元にあるし、
労役期間中の未払い分は「在所証明書」を提示することによって減免申請をしている。
(生きている)運転免許、
フォークリフトの免許、
前職の源泉徴収票もある。
個人情報カードもある。
(以前の住所のままだけど)
社会復帰に何の問題もないはずだ。
●高齢で統失の母を、知的障害で自閉症の弟を残していくのは気がかりだけど
役所、施設には連絡してあるし、
何より今は働かないことには次に、前に進めない。
●施設での生活は窮屈だったけれど
居心地は非常に良く同居人にも恵まれていた。
「ずっとこのままでも良いかな。」
「生保申請して…暮らそうかな」
…と一瞬思った事もあって
それが自分自身 1番怖かった。
●いつもニコニコ謎の笑顔の丁さんも施設からほど近い介護施設で就職が決まりかけていて
12月1日から研修に行くと言っていた。
ただ、前の職場に源泉徴収票の発行申請するのが非常に気まずい…的な事を言っていた。
前職を辞めるときに何かあったのだろう…
●乙さん、己さんは携帯が持てないので(携帯ブラック)仕事探しに苦戦している様子だった。
履歴書に記入する連絡先をNPO法人の事務所にする方法も十分にアリなのだが
その辺の事情説明を面接の時相手にイチイチ伝えるのが面倒な事もあるらしかった。
今プリペイド携帯は店頭販売しておらず
通販しようにも
携帯購入に必要な身分証が一切無い乙さんは
携帯の購入に苦労していた。
ネット等を調べれば上手くやれそうなモンだけれど
乙さん、既に携帯の購入は諦めてしまっている様子だった。
己さんの方はもう少し頑張るみたいだ。
まぁ我々を担当しているNPO法人の職員さん達に相談すれば
良い解決法を出したもらえるかもしれない。
2人とも施設に居られる期間は まだ十分にあるし、申請をすれば延長もできる。
(既に自立した甲さんは半年以上施設に居たそうだし)
毎週 水曜、金曜の早朝に参加する地域清掃ボランティアが終わり
NPO法人の事務所が開くまで30分ほどの間
我々とシェルター系の困窮者たち、
古参の困窮者先輩らが時間をつぶす公園がある。
のんびりしてる人、
まだ迷ってる人、
履歴書を書いている人、
コーヒーを飲んでる人、
ひたすらタバコをふかす人、
黙って空を見る人、
みんなそれぞれ同じ朝を過ごしていた。
続く