県北の町からS市に戻ってきたので
久々にM刑務所に行ってきた。
(モチロン外から見るだけ)
駐車スペースに停められた
紺色の小型車から若い女性が出てきて
正門で手続き後
敷地の中に入って行くのを見かけた。
ラフな服装なので弁護士ではないと思う。
面会に来た家族だろう…
(刑務所か拘置所かは分からない)
刑務所にいて外部と遮断された生活をしていると
なんとも言えない不安な気持ちになってくる。
不安の原因は
「出所しても社会に戻ることができるだろうか・・・」
「家族や友人は自分の事を忘れてしまうのではないか・・」
「外に出ても(出所しても)自分の居場所はあるのだろうか・・」
・・・などだ。
そんな時 家族の面会や手紙が届くと非常に嬉しい。
労役90日の俺が母親からハガキが届いただけでも嬉しかったので
拘置所で拘束されている人 そして
刑務所で服役している受刑者にとって面会は
生きる励みになるに違いない。
(大袈裟じゃなく)
(特にM刑務所はLB指標が多いので)
以前ブログに書いたけど 月イチで読むことが出来る所内誌「あおば」に投稿された川柳にも
●「妻子との 面会の朝 落ちつかず」
とあった位だから受刑者にとって面会は嬉しいし
「その日」まで待ち遠しいに違いない。
面会に来れないまでも手紙が届くだけでも全然違う。
逆に誰も面会来ない。
手紙も来ないと 家族、知人から
見放されたと考えて
出所後 誰とも連絡を取らなくなっていき
直ぐに生活苦になり
再び罪を犯す可能性もある(かもしれない)。
↑コレを防止するために
「更生緊急保護制度」があるんだけど。
刑務所に入るヤツなんて・・・
と思っていた時期が俺にもあったけど
実際 交通違反(無車検運転)で
現金がなくて罰金が払えずに刑務所で労役してたわけだし。
いつ どこで なにがあるか誰にも分からない。
自分の家族・知人・友人が過失で刑務所に入る事があるかもしれない。
刑務所に面会で来た人を見かけたので
ブログに書いてみた。