「母さん市営住宅のハガキ来てない?」
「来てないよ」
去年の12月に申し込んだ市営住宅の抽選申込。
合否の葉書が1月半ばになっても実家アパートに届きません。
おかしいな?
そんなある日
「ネコタ コレ来たよ」母から緑色の封書を渡されてビックリ。
何だよ…市営住宅!
1次抽選に受かってたんじゃん。
期日までに書類提出が無かったので失格とか・・・。
何等かの理由で届いていなかったのか?
微妙に脳の歯車がズレている母が
葉書を謎の行動で仕舞い込んでしまったのか?
とにかく…
ガッカリで声も出ません。
母と弟をガタピシの安アパートから移転させたくて3年間ずっと申込続けてきたのに…
もう苛立ちでカッとなります。
まったくもう
チクショウ!
10数年前のネコタだったら
ココでキレて大声で
母を叱責していたでしょう。
でも今のネコタは違います。
「あらら そっか残念だったな…また次だね(笑顔)」
・・・で終わらせました。
いつの頃からでしょうか?
母の心が壊れて統失になり
20年近く悩む日々が続いていました。
母に手を挙げてしまった事が何度もあり
市役所の障害高齢課に相談した事もありました。
2017年の秋からようやく、ようやく
統失が落ち着いて来たのです。
※消耗期-回復期?
急性期の頃は宇宙からの
電波をギンギンに受信して
奇行を繰り返し手が付けられない母でしたが、
※統合失調症ナビ様より
今は穏やかになって発達障害の弟と過ごしています。
ココでまた怒ったり
叱ったり母を追い詰めたり
ショックを与えて
再び統失トリガーを引くわけにはいきません。
それにしても…
3年間落ちっぱなしだった抽選。
今回申し込んだ物件は妥協に妥協して
1970年代の古い住宅だったし、
エレベーターも無い建物の4階だったし…
むしろ落選して良かったんだ…。
「今回はご縁が無かった」
....と思えば良いのです。
そう思うことでネコタ自身が救われます。
3月の抽選申し込みから再スタートです。