7月中旬の金曜日、夕飯後の仮就寝の
(午後6時から布団を敷いて横になっても良い時間 頭を壁につけて寄りかかるのは禁止)
時間に巡回の刑務官が「77番猫田っ!」と
ハガキを持ってきてくれた。
俺「ありがとうござい…!」(受け取ろうとする)
刑「称呼番号っ!指名っ!」
俺「77番猫田です!」
刑「ヨシ!」
(※この辺の本人確認はくどいほど徹底している)
俺「ありがとうございます!」
母から返信のハガキだ。
文面をよんで少し安心した。
統失で被害妄想で奇行の多い母だけど 少なくても
文面はまともだった。弟も変わりないとのことだ。
この調子なら俺が出所する8月末まで大丈夫だろう。
労役とは言え刑務所に収監されて外部と交流を絶たれて2ヶ月が経過しているので
このハガキは非常に嬉しかった。
宝物が出来た気がした。
今でもこの葉書は大切にしまってある。
Evernoteにも写しを保管してある。
刑務所暮らしはまだまだ続く・・・