2013年頃から金欠になり、
2016年に入ってから急激に貧しくなって
貧困に陥ってしまった。
借金も結構あった。
恐ろしいことにリボ払いもかなりあった。
(詳細は伏せる)
月末に入ったお金は その日の内に支払いや返済で消えて無くなった。
月によっては消えて無くなるどころか遅延する事もあった。
それでも日銭を稼ぐ方法を知っていたし、
稼げる時はなんとかやり繰りしていたが、
ダメな時は何をやってもダメで 現金が無くなり
携帯料金未払いで電波が止められるとか良くあった。
携帯が繋がらないと 世間から孤立しているみたいで落ち着かない。
家にいても糖質の母親が起こす奇行でストレスなので
自転車で駅前に行き、
広場のベンチで座ってため息をつきながら
コンビニ100円コーヒーを飲んで
公衆Wi-fiの電波が拾えるところを探してさまよっていた。
(一箇所にとどまれない性格なので)
スタバの前、コンビニの前、ホテルの建物の下で、パチンコ屋の休憩所で、
Wi-fiを拾って ラインしたり、Podcastをダウンロードしたり、スマホOSのアップデートをしたりしていた。
(体感的にスタバが1番Wi-fiの電波が強かった)
(公衆Wi-fiのセキュリティガーなど考える心の余裕は皆無だった)
毎月15日辺りスタバ前でスマホを操作している人(達)を見ると
「あぁ俺と同じ料金未払いでauの電波を止められてる人なんだな」
と勝手に親近感を感じていた。
をする為に朝から自転車で出歩き、
電波が止められている時は街の中心部にある図書館で読書をして過ごした。
春夏は駅前のベンチで過ごせるけど
秋冬は寒くて外にいられない。
そんな時、パチンコ店の他に
夜9時頃まで居られる中心部の図書館の存在はとてもありがたかった。
厚生緊急保護の時に気が付いたのだが
この図書館は市内に住む生活困窮者の方々も
(清掃ボランティアの時に会う)
よく利用している「居場所」なのだと思った。
(夏は冷房が冬は暖房が効いている)
騒音とタバコ臭さえ気にならなければ
パチンコ店さえも「居場所」になる。
家に居ても気が滅入るばかりだし、
あの頃(一昨年)は居場所を探してさまよっていた。
ちょっと考え方を変えて
方向を変えて動けば
或いは良い方向に行ったはずかもしれない。
でも「貧すれば鈍する」この言葉が全てだったと今は思う。